最新のお知らせ

令和4事務年度における所得税及び消費税調査等の状況について
2023.11.28


1.調査等の状況
国税庁は、このほど、所得税及び個人事業者の消費税について、令和4事務年度(令和4年7月から令和5年6月までの間)に実施した調査等の状況を明らかにしました。
その調査状況等によると、所得税の調査等の件数(表1)は、高額・悪質な不正計算が見込まれるものを対象に深度ある調査として行われる「特別調査・一般調査」は35,751件(対前年比148.5%)、資料情報や申告内容の分析の結果、申告漏れ等が見込まれる者を対象に実地に臨場して短期間で行われる「着眼調査」は10,555件(対前年比143.8%)、原則として納税者宅等に臨場することなく、文書、電話による連絡又は来署依頼による面接を行い、申告内容を是正する「簡易な接触」(添付書類の未提出に対する提出依頼を行った件数等を含みます。)は591,517件(対前年比104.1%)で、これらの「調査等の合計件数」は637,823件(対前年比106.3%)となっています。
そのうち「申告漏れ等の非違件数」は338,268件(対前年比106.6%)で、申告漏れの割合は53.0%(対前年0.1ポイント増)となっています。

次に、所得税のうち譲渡所得の調査等の件数(表2)は、「土地建物等」に対するものが
13,987件(対前年比103.6%)、「株式等」に対するものが4,585件(対前年比142.8%)で、これらの「合計件数」は18,572件(対前年比111.1%)となっています。
そのうち「申告漏れ等の非違があった件数」は、「土地建物等」に対するものが10,236件(対前年比100.2%)、「株式等」に対するものが4,115件(対前年比144.3%)で、これらの「合計件数」は14,351件(対前年比109.8%)で、申告漏れの割合は77.3%(対前年0.9ポイント減)となっています。

さらに、消費税の調査等の件数(表3)は、「特別調査・一般調査」は20,677件(対前年比152.5%)、「着眼調査」は4,836件(対前年比144.4%)、「簡易な接触」は、68,472件(対前年比100.3%)で、これらの「調査等の合計件数」は93,985件(対前年比110.3%)となっています。
そのうち「申告漏れ等の非違件数」は61,055件(対前年比110.4%)で、申告漏れの割合は65.0%(対前年0.1ポイント増)となっています。

2.トピックス(国税庁の取組)
国税庁の主な取組は次のようになっています。
(1) 富裕層に対する調査状況
富裕層(有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人、海外投資等を積極的に行っている個人など)に対する実地調査(特別・一般)件数は、2,943件(対前年比132.2%)で、1件当たりの申告漏れ所得金額は、3,331万円(対前年比88.4%)となっており、所得税の実地調査(特別・一般)全体の1,456万円に比べ2.3倍となっています。
また、申告漏れ所得金額の総額は過去最高の980億円(対前年比116.8%)に上り、1件当たりの追徴税額は623万円(対前年比58.4%)となっています。特に、海外投資等を行っている「富裕層」に対しては、1件当たりの追徴税額は1,068万円(対前年比36.2%)で、所得税の実地調査(特別・一般)全体の1件当たりの追徴税額274万円に比べ3.9倍と高額になっています。

(2) 海外投資等を行っている個人に対する調査状況
海外投資等を行っている個人に対する実地調査件数は、2,784件(対前年比136.3%)で、1件当たりの申告漏れ所得金額は過去最高の3,720万円(対前年比100.8%)となっており、所得税の実地調査(特別・一般)全体の1,456万円と比べ2.6倍となっています。また、申告漏れ所得金額の総額も過去最高の1,036億円(対前年比137.4%)、1件当たりの追徴税額は743万円(対前年比66.4%)で、所得税の実地調査(特別・一般)全体の1件当たりの追徴税額274万円に比べ2.7倍となっています。なお、追徴税額の総額は207億円(対前年比90.4%)に上ります。

(3) インターネット取引を行っている個人に対する調査状況
インターネット上のプラットホームを介して行うシェアリングエコノミー等新分野の経済活動に係る取引を行っている個人に対する実地調査(特別・一般)件数は、1,324件(対前年比157.8%)で、申告漏れ所得金額の総額は200億円(対前年比172.4%)、1件当たりの追徴税額は320万円(対前年比120.3%)となっています。
また、暗号資産(仮想通貨)等取引を行っている個人に対する実地調査(特別・一般)件数は、615件(対前年比138.5%)で、申告漏れ所得金額の総額は189億円(対前年比116.7%)、追徴税額の総額は64億円(対前年比120.8%)に上り、1件当たりの追徴税額は1,036万円(対前年比86.8%)となっています。

(4) 無申告者に対する調査状況
所得税の無申告者に対する実地調査(特別・一般)件数は、5,229件(対前年比136.6%)で、1件当たりの申告漏れ所得金額は2,711万円(対前年比92.7%)、申告漏れ所得金額の総額は1,418億円(対前年比126.7%)、1件当たりの追徴税額は429万円(対前年比86.3%)、追徴税額の総額は過去最高の224億円(対前年比117.9%)となっています。
また、消費税の無申告者に対する実地調査(特別・一般)件数は、7,615件(対前年比144.9%)で、1件当たりの追徴税額は過去最高の260万円(対前年比106.1%)、追徴税額の総額も過去最高の198億円(対前年比153.5%)となっています。

(5) 消費税の還付申告者への調査状況
消費税の還付申告者に対する調査件数は、1,122件(対前年比181.0%)で、追徴税額の総額は14億円(対前年比93.3%)に上り、1件当たりの追徴税額は122万円(対前年比50.2%)となっています。

(6) 所得税の不正還付申告書の課税処理の状況
所得税の不正還付申告書の課税処理件数は、484件(対前年比253.4%)、追徴税額の総額は6億円(対前年比300.0%)に上り、1件当たりの追徴税額は122万円(対前年比113.0%)となっています。

 令和3事務年度における租税条約等に基づく情報交換事績の概要
2023.2.1

 海外94か国の外国税務当局から銀行口座情報(約250万件)を入手して課税上問題のある資産、所得の把握に有効活用−

  国税庁は、このほど「令和3事務年度(令和3年7月〜令和4年6月)における
租税条約等に基づく情報交換事績の概要」を公表しましたので紹介します。 https://www.prft.tkc.co.jp/redirector/2ygmyaywa788re2svng9l0yx1

最近は顧問先でも海外資産の取得などが増えてきていますので、上記のような情報交換があるのですね。

令和5年税制改正 脱税コンサルはネットにさらす。
2023.1.9

 令和6年4月から、脱税相談等を行うニセ税理士は、財務大臣は停止命令が出来き、その旨を3年間インターネットに公開する、とのこと。

令和5年税制改正 多額の無申告へ加算税引き上げ
2023.1.9

 無申告加算税は現行15%・(対象税額50万円超部分は)20%です。
改正で、300万円超部分を30%に引き上げになります。
税務調査を予知しない自主申告なら現行10%・15%ですが300万円超で25%に引き上げです。令和6年申告期限分から。

令和5年度税制改正 生前贈与に関して
2023.1.2

 明けましておめでとうございます。

昨年12月に出ました税制改正大綱から、まずは生前贈与に関する情報です。
従前は生前贈与加算は3年から4年延ばして7年に。
令和6年の贈与分から7年対象、つまり完全7年になるのは令和13年分から。
生前からお付き合いしている方はまだしも、相続後に依頼の案件は把握が大変ですね・・・。

一方、相続時精算課税については、年110万円分は相続税加算対象外。令和6年贈与分への相続税贈与税から適用、とことです。
複雑怪奇になってきました。

「令和5年度税制改正大綱」が公表されました。
2022.12.16

自由民主党・公明党が「令和5年度税制改正大綱」を公表しました。

1.令和4年12月16日(金)、自由民主党と公明党が「令和5年度税制改正大綱」を公表しました。
https://www.jimin.jp/news/information/204848.html

2.公表された「令和5年度税制改正大綱」は、132ページの冊子で、その内容(目次)は、以下のとおりです。

目 次

第一 令和5年度税制改正の基本的考え方等
第二 令和5年度税制改正の具体的内容
一 個人所得課税
二 資産課税
三 法人課税
四 消費課税
五 国際課税
六 納税環境整備
七 関税
第三 検討事項
【付記】各対象会計年度の国際最低課税額に対する法人税(仮称)の創設等

以上です。
今後、気になる改正項目をピックアックしていきます。

富裕層に対する調査状況
2022.11.28


富裕層(有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人、海外投資等を積極的に行っている個人など)に対する実地調査件数は、2,227件(対前年比103.2%)で、1件当たりの申告漏れ所得金額は、過去最高の3,767万円(対前年比166.8%)となっており、所得税の実地調査(特別・一般)全体の1,613万円に比べ2.3倍となっています。
また、申告漏れ所得金額の総額は839億円(対前年比172.3%)に上り、1件当たりの追徴税額は過去最高の1,067万円(対前年比196.5%)となっています。特に、海外投資等を行っている「富裕層」に対しては、1件当たりの追徴税額は2,953万円(対前年比335.9%)で、所得税の実地調査(特別・一般)全体の1件当たりの追徴税額323万円に比べの9.1倍と高額になっています。

国税庁の名を騙ったフィッシングメールが横行しています。
2022.9.9

     【東京国税局からのお知らせ】
      国税庁の名前を騙ったフィッシングメール等について

                        【デジタル化対策委員会】

 このたび、東京国税局から、国税庁の名前を騙ったフィッシングメール等について
周知依頼がありましたので、下記のとおりお知らせいたします。

                  記

 現在、国税庁を騙るショートメッセージ及びメールから国税庁ホームページになり
すました偽のホームページへ誘導する事例が見つかっています。
 これらはフィッシングと呼ばれ、記載のリンク先をクリックすると、個人情報を入
力されるフィッシングサイトに誘導され、個人情報が盗用されるおそれがあります。
 国税庁(国税局、税務署を含む)では、ショートメッセージによる案内を送信して
おりません。
 また、国税の納付を求める旨や、差押えに執行を予告する旨のショートメッセージ
やメールも送信しておりません。
 不審なショートメッセージやメールを受信した場合や、国税庁ホームページを騙る
サイトを発見した場合には、アクセスすると被害をうけるおそれがありますので、ア
クセスしないようご注意ください。

たまに書いていきます。 所長
2022.9.6

 しばらく、サボっていましたが、たまに書いて行こうとおもいます・・・。

新年は5日より営業いたします。
2021.12.31


本年もお世話になりました。
新年は、5日より営業いたします。

コロナの状況を加味して、当面、無料相談はお休みいたします。



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